2023.09.12

アスクル、累計廃棄削減数100万個を達成 日用品EC「LOHACO」の商品廃棄ロス削減「Go Ethical」で

アスクルはこのほど、一般消費者向け(BtoC)インターネット通販サービス「LOHACO」内で展開する商品廃棄ロス削減を目的とした取り組み「Go Ethical」が、2023年8月20日に累計廃棄削減数100万個を達成したと発表した。

アスクルは、インターネット通販サービス「LOHACO」において、品質に問題はないが、さまざまな理由でメーカーで廃棄されたいた商品を、メーカーと共創しながらアウトレット価格で販売する独自の取り組み「Go Ethical」を展開している。

2019年11月より開始した「Go Ethical」は、商品の廃棄ロスを削減するとともに、購入しやすい価格で販売することで新たな顧客の獲得も目指す、「LOHACO」が考える“プロダクト・ライフサイクル”を理想の形にする施策。小売店からの返品商品やメーカー廃番商品、メーカー出荷期限切れ等を理由に、従来は廃棄されていた商品を「Go Ethical」で販売することで、ブランド価値を損なうことなく、廃棄ロスを削減することが可能となる。

本取り組みを開始以降、46ブランド/メーカーが参画しており、2023年8月には、これまでの累計廃棄削減数が「101万2263個」を達成した。

アスクルは「Go Ethical」を通じ、サステナブルな暮らしやエシカル消費が広がる中での購買の選択肢として、顧客の環境配慮ニーズにも応えることが可能との考えを示した。メーカーやサプライヤーとの共創をより一層強化し、今後はサプライチェーン全体での廃棄ロス削減に取り組み、対象商品カテゴリーを拡大予定としている。さらに「Go Ethical」のBtoBでの展開も視野に入れ、世の中から少しでも無駄な廃棄を削減する活動を推進する。


▲今後の廃棄ロス削減展開イメージ

アスクルは今後も「エシカル e コマース」を目指し、「LOHACO」の強みであるメーカーとの共創を推進し、サステナブルな社会の実現に向けて顧客と社会の課題を解決する売り場づくりを目指す考えを示した。




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