Liva、地方の魅力を都内で発信 試食・購入できる体験型店舗

自由が丘に「試食屋」という実店舗を構えるLiva（リバ）はこのほど、ENGAWA（エンガワ）のアワードを受賞した商品の販売を開始した。地方の商品を実際に試食して購入できる場を提供する。販売商品の横に名刺サイズのポップを置き、ECサイトへの導線も設けている。
　
「試食屋」は全国各地から集めた食品や飲料を無料で試食できる体験型店舗だ。気に入った商品はその場で購入できる。ECでの購入を促しポップも掲示している。
　
2015年から開始しているENGAWAのアワード「OMOTENASHI Selection（おもてなしセレクション）」は、日本の商品やサービスを発掘・認定し、国内外に発信しているプログラムだ。
　
商品の特性に合わせて試食を提供することで、商品を納得して購入できる環境を提供している。


▲大分県産の新鮮なニラを特製醤油に漬け込んだ万能調味料
　
「試食していただいた方には事業者の思いや、詳細を伝えている。アンケートも取り、メーカーが今後の事業展開や、商品改良に役立てられるようにしている」（中村圭吾代表）と話す。
　
「『試食屋』に商品を提供できることは、当社の受賞事業者さまなど、地方のメーカーにとって有効な取り組みだと思っている。食にまつわる日本企業を『試食屋』と一緒に盛り上げたい」（OMOTENASHI Selection運営事業局・小野寺千尋氏）としている。