NovaCore、ラトビアのブランドのぬいぐるみを販売するECサイトを開設 購入者の約半数がリピーター

東ヨーロッパ圏の製品の輸入販売を行うNovaCoreは2022年春、ラトビアのブランドのぬいぐるみを販売するECサイトを開設した。購入者層は20代から40代の女性がメインで、購入者の約半数がリピーターとなっている。

「世界情勢の影響で、ロシア企業との取引が厳しくなってしまった。日本でも人気を集められるような、かわいい商品をロシア以外から探した」（梅田亜希社長）と振り返る。


▲ハンドメイドならではの手触りの良さが特徴

「Orange Toys（オレンジトイズ）」は、ラトビアやロシアで定番といわれるほどの人気のぬいぐるみブランドだという。ハンドメイドならではの手触りの良さや、表情のかわいらしさが特徴だ。

同社が運営する別の人気ブランドのECサイトからの流入が多いという。

「メインターゲットである子どもや女性が集まりやすい雑貨店でも販売するなど、実際に手にとってもらえるような機会も作りたい。ECサイトでは子どもたちが遊ぶ様子やインテリアになじむ様子など、動画を増やしたい」（同）と人気や認知度を高める考えだ。


▲一番人気のトリのぬいぐるみ。名前は「ボブ」

販売から1年ほど経った現在は、売れ行きの傾向をつかみ、品数も増やす方針だ。

「ラトビアは日本ではまだあまり知られていない国なので、このぬいぐるみをきっかけに身近に感じてもらいたい。ECサイトはまだまだ伸びしろがあるので、工夫を続けていく」（同）と意気込んだ。