2023.07.19

リユースブランドショップ「ALLU」、購入した商品を使用しながら販売できる「ALLU Fashion Market」開始

「Circular Design for the Earth and Us」をパーパスに掲げ、大切なことにフォーカスして生きる人を増やすことを目指すバリュエンスジャパンは7月18日、プレオウンド(リユース)・ブランドショップ「ALLU(アリュー)」の店舗・オンラインストアで購入した商品を使用しながら売ることができるプラットフォーム「ALLU Fashion Market」の提供を開始した。「顧客とパートナ―との関係を通じてValuenceを中心にモノが循環する世界を実現」に向け、顧客の持つ物の循環を促進する。

バリュエンスジャパンは、地球、そして自分たちのために循環をデザインする「Circular Design for the Earth and Us」をパーパスに掲げ、不要なモノを捨てるのではなく次に必要な人へとつなげていくことを加速させ、モノの廃棄を抑制するとともに、循環型社会の実現を目指している。

プレオウンド・ブランドショップ「ALLU」では、ハイブランドの希少アイテムやタイムレスな価値を持つ1点物のプレオウンド(リユース)商品などを取り揃え、東京・銀座、表参道と大阪・心斎橋の3店舗と、オンラインストアを展開。サステナビリティへの取り組みとして「ALLU RENEWS PROJECT」を立ち上げ、利用者が「ALLU」でのショッピングを通して、「地球にいいことしたな」と感じる、何を買うか迷った際の判断基準に「より環境負荷を減らせる方を買おう」と考える、使わなくなったものは「捨てるんじゃなくてリユースしよう」とこれまでの行動を変えるなどのきっかけを生み出す施策を行っている。

そしてこのほど、オーナー(現在の所有者)からオーナー(未来の所有者)へそのモノの価値を語り継ぎ、モノ自体が破棄されることなく循環する社会の実現に向けた取り組みの1つとして、「ALLU」で購入した商品を使用しながら売ることができるプラットフォーム「ALLU Fashion Market」のサービスを開始した。

「ALLU Fashion Market」では、「ALLU」の店舗やオンラインストアで購入した商品を、そのまま出品することができる。商品を使用しながら購入希望者を待つことができ、購入希望のオファーが入った場合に、出品者と購入希望者で値段交渉をし、両者合意となった場合に売買が成立する仕組みとなっている。



売買が成立した商品は直接やり取りせず、出品者は商品をバリュエンスジャパンに送付。バリュエンスジャパンにて検品や状態確認、購入者への発送、入金対応などを行う。

商品の状態、真贋情報、所有者のログといった売買の決め手となる情報をブロックチェーン上に記録し、その情報を記載したNFTを発行。いつでも誰でもNFTを閲覧できる状態にすることで、安心して売買できる環境を整えている。

バリュエンスジャパンは、「ALLU Fashion Market」のローンチにより、購入した商品を使用しながら売りに出すことができる顧客体験を提供するとともに、グループが2030年に目指す姿「顧客とパートナ―との関係を通じてValuenceを中心にモノが循環する世界を実現」に向けて、自社が保有するモノだけではなく、顧客やパートナーが保有するモノの循環を促進していくとしている。




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