生活雑貨の製造販売を行うビーワースタイルのECサイトは、ユーザーの生活シーンに合わせた特集ページを数多く用意している。シーズンに合わせた特集もあり、ユーザーが求める商品を、最適なタイミングで提案している。
ビーワースタイルは、キッチン回りの収納グッズなどを製造するメーカーだ。
コンセプトが異なる6つのブランドを展開して、幅広いデザインのキッチンツールを販売している。「楽しさや豊かさを送り届け、価値のあるモノを生み出し続ける」(岡本朋和社長)と言う。
中でも、楽しく使用できることをコンセプトとしたブランド「hanauta(ハナウタ)」や「UtaU(ウタウ)」は、グッドデザイン賞を受賞しており、ユーザーからの人気も高い。
▲「UtaU」のコンパクトな引き出し同社がECサイトでこだわっているのは、ユーザーの生活シーンにおける悩みや、シーズンに合わせた特集ページの充実だ。
例えば、「理想のキッチン特集」では、用具や食材をコンパクトにまとめることができる商品を紹介した。「すっきり収納しながら、デザイン性にもこだわった」(同)という商品をまとめて表示している。
ユーザーからの声を生かした「SNSレビュー特集」も用意している。
Tiktokやインスタグラムなど、5つのSNSアカウントを運用している。積極的に発信する中で、ユーザーから声が寄せられるという。そうしたユーザー目線で選ばれる商品を新たなユーザーに向けて提案している。
SNSでは、動画で使用シーンの見せ方にもこだわる。具体的な使い方をイメージできる短い動画で、商品の機能性やデザイン性を訴求している。商品画像だけでは使い方がイメージしにくい商品でも、視覚的に分かりやすくしている。
岡本社長は、「毎日楽しく仕事ができる環境から興味が広がり、発想が湧いてきて、恐れずチャレンジすることで、価値あるモノが生み出される」と言う。スタッフのチャレンジをサポートして、今後も価値のある商品の開発を進めていく方針だ。