楽天グループと日本旅行は7月13日、旅行予約サービス「楽天トラベル」において、JR各社が取り扱う全国のJR新幹線・特急と宿泊施設をセットにしたツアー商品「JR楽パック赤い風船」の提供に向けた協業に合意した。2023年内の提供開始を目指す。
楽天グループと日本旅行は、楽天グループの旅行予約サービス「楽天トラベル」で、日本旅行が企画・実施する国内ツアー商品「JR楽パック赤い風船」を共同で提供することに向けて合意した。
「楽天トラベル」では、航空券と「楽天トラベル」の登録宿泊施設やレンタカーを目的や予算に応じて組み合わせ、オリジナルのツアー商品を作ることができる「楽パック」を2006年から提供している。時間を選ばずにPCやスマートフォンから検索、予約、決済ができる手軽さや、豊富な宿泊プラン数、クーポンを利用できるお得さが支持され、レジャーから出張まで幅広く利用されている。
一方、「赤い風船」は、日本でもっとも歴史ある旅行会社の日本旅行がプロデュースする国内旅行ブランド。宿泊に往復のJR新幹線・特急をセットにした「JRセットプラン」での提供を強みとしている。現在では、旅行中の交通移動で排出されるCO2相当分をオフセットできるサステナブルツーリズムにも対応し、旅行を通じたカーボンニュートラル推進の取り組みも進めている。
楽天グループは、今回の日本旅行との協業を通じて、「楽天トラベル」の商品の選択肢にJR新幹線・特急と宿泊施設を組み合わせたツアー「JR楽パック赤い風船」を加えることで、ユーザーの利便性のさらなる向上と、地域ならびに宿泊施設に向けたより一層の送客強化を図るとしている。
日本旅行は、楽天グループとの協業を通じて、より多くの人に「JR楽パック赤い風船」を利用してもらうことをきっかけに、宿泊施設への送客強化をはじめ、沿線の地域ならびに自治体が課題とする誘客促進に貢献する考えを示した。
両社は7月13日より、同商品について国内の宿泊施設への案内と参画受付を順次開始し、2023年内を目指して「楽天トラベル」のユーザー向けに提供を開始する予定としている。
