2023.07.12

消費者庁、埼玉消費者被害をなくす会のイマジン・グローバル・ケアへの差止請求終了を公表

消費者庁は7月10日、適格消費者団体である特定非営利活動法人埼玉消費者被害をなくす会が、イマジン・グローバル・ケアに対して行っていた広告の差止請求について、協議が整ったことを発表した。

適格消費者団体である特定非営利活動法人 埼玉消費者被害をなくす会は、イマジン・グローバル・ケアの販売する「ブロリコ」のWeb広告における表示について、実際に返金されるのは初回購入の商品1個の価格(2981円/税込)のみにもかかわらず、当該商品の定期購入契約を締結しようとする消費者に対し、2回目以降の発送がなされた後でも、それまでに購入した分の全ての返金を受けられるとの印象を与えるものであるとし、不当景品類及び不当表示防止法第30条第1項第2号所定の有利誤認表示に当たるとして、本件表示の使用停止、または修正を求めていた。

埼玉消費者被害をなくす会は、2022年9月1日にイマジン・グローバル・ケアに対する申し入れを開始しており、イマジン・グローバル・ケアは2022年11月2日、埼玉消費者被害をなくす会に対し、本件表示を修正した旨を連絡した。

これを受けて、埼玉消費者被害をなくす会は2023年1月5日、本件表示について申入れの趣旨に沿った修正が確認できたとして、申入れを終了した。




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