2023.06.22

小学館、メタバース空間「S‐PACE」のベータ版を運営 ECなどAPI連携進める

メタバース空間「S‐PACE」

小学館は2022年8月から、メタバース空間「S‐PACE」のベータ版を運営している。将来的には、ポータル空間として、ほかの空間や既存のメディア・ECサイトへの行き来が、APIで容易にできるよう整備していく計画だ。
 
メタバース内では出展企業が企画したイベントのほか、小学館が発行する媒体に合わせたイベントを随時開催している。空間内のデジタルサイネージには各媒体が持つメディア記事を表示し、広告運用も行っていく。
 
小学館のメタバース空間は「全ての読者の方々に届けたい」との思いから、すべて無料でアクセスできるようにする。PCやスマートフォンのブラウザでアクセスできる仕様にしており、幅広いユーザーへの訴求を行っていく。
 
同サービスは、XR技術を生かしたソリューションを提供するLATEGRAと共同で開発した。今後は、ECサイトへの移動を簡単にするほか、メタバース内での決済機能を用意する予定だ。



RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事