2020.05.27

スリーエム、ECやフリマで梱包の手間やスペース省ける新提案 カットや貼り合わせ自在の梱包用資材を発売

切って、貼り合わせるだけで梱包材になる「スコッチ フレックス&シール 梱包ロール」

スリーエム ジャパンは5月25日、荷物の大きさに合わせてカットでき、テープがなくても梱包ができる「スコッチ フレックス&シール 梱包ロール」を6月1日に発売すると発表した。ECやフリマの需要が拡大する中、快適で楽しい、新しい梱包・発送体験を提案する。


「スコッチ フレックス&シール 梱包ロール」

「スコッチ フレックス&シール 梱包ロール」は、外側の水色のシート、衝撃から内容物を守る気泡層、内側のグレーのシートの3層から成り、中身は見えない仕様となっている。

外側の水色のシートは、摩擦や裂け、水滴を防ぎ、字を書くことやラベルの貼り付けが可能。内側のグレーのシートは、3M独自のべたつかない粘着技術を採用したもの。グレーのシート同士がくっつくため、テープや糊がなくても梱包ができる仕組みとなっている。グレーのシート同士以外はくっつかないため、内容物には影響がない。


三層構造になっている

利用者は、内容物の大きさに合わせて「スコッチ フレックス&シール 梱包ロール」をカットし、対象を包み、グレーのシート同士を貼り合わせるだけの簡単なステップで梱包を終えることができる。梱包に必要な材料がオールインワンになっているため、梱包材選定の手間や梱包資材の保管スペースを削減できるうえ、内容物のサイズに合った梱包が容易なため、配送料を押さえる効果も期待できる。



さらに最小限の資材かつ無駄を省いたサイズでの梱包は、ゴミの量の削減、輸送に必要なトラックの便数や燃料の削減にもつながるとし、排出ガスの低減効果も期待できるとしている。



フリマアプリを含むネット通販市場の拡大に伴い、梱包・発送の需要は今後も増加が予想されている。一方、梱包・発送の現場では、緩衝材や大きさに合ったサイズの箱を用意し、テープで封をし、ラベルを用意するなどいくつもの工程が必要なうえ、資材確保のためのスペースが必要という問題もある。こうした現状から「発送は大変、面倒くさい」との悩みを持つ人に、快適かつ効率的な新しい梱包・発送スタイルを提供するとしている。

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