美容・健康通販支援のピアラがイングリウッドと資本業務提携　データ・AIのノウハウ生かし、支援体制強化

美容・健康通販を支援するピアラは5月26日、データテクノロジー事業、AI戦略事業を展開するイングリウッドと資本業務提携を締結したと発表した。イングリウッドのデータやAIを生かしたマーケティングノウハウを生かし、クライアントである通販企業などの課題を解決できる体制を強化する。

ピアラは2020年2月、美容・健康におけるユーザーの悩みやそれに関連するマーケティングデータと最新のAIを活用し、パートナー事業者とノウハウ共有しながらクライアントのマーケティング活動を支援するためのマーケティングプラットフォーム「ナレシェア」をリリースしている。優良なパートナー事業者を組織化し、クライアントのマーケティングを支援することで、効果が高められると考えている。

今回の提携によりイングリウッドは、「ナレシェア」のメインパートナーとして同社の持つ豊富なデータとノウハウを生かし、ピアラのクライアントの支援を行う。ピアラはイングリウッドが展開するビューティ＆ヘルス事業の支援を継続する。

イングリウッドは、「OMO（Online Merges with Offline）により商品とユーザーの関係をデジタルで滑らかにする」をビジョンに掲げ、データやテクノロジーに基づく新たな顧客体験の実現をグローバルに展開。多数の広告運用のデータや広告クリエーティブの作成ノウハウを有し、自社で商品開発からマーケティングを手掛けるなど、独自のPDCAサイクルを回した実績を持っている。