2023.06.08

化粧品ECのノイン、売上高は30%増 今期は海外展開とM&Aに注力

増収をけん引した「sopo」

化粧品のECプラットフォーム「NOIN(ノイン)」を運営するノインは今期、海外展開とM&Aを強化していくことが分かった。
 
同社の2023年3月期における売上高は30%増だった(売り上げ数字は非公開)。EC売り上げは、前年並みだったが、商品掲載数は前年の約45%増、取り扱いブランド数は10%増となっている。
 
前期は、コンビニなど店舗による売り上げが大きく伸長。特に、2020年11月に展開した同社オリジナルのコスメブランド「sopo(ソポ)」がけん引した。

店舗売り上げは「今期10億円を狙う」(渡部賢CEO)としている。
 
今期進める海外展開においてはアジア圏から始動する。販売手法は、ECかリアルのいずれかで、展開する国の動向やパートナーとの取り組みなどで判断していく。商品展開は、自社ブランドを中心に流通していく計画だ。
 
M&Aはすでに取り組んでおり、近く情報を公開するとしている。「とがった商品、ノインでしか買えないコスメ展開を進める。ECとリアルの両方で情報やノウハウが集まってきた。事業を拡大させ、化粧品業界のゲームチェンジャーとしてまい進する」(同)としている。



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