パナソニック エンターテインメント&コミュニケーションは5月16日、思わず笑顔になるロボット「NICOBO(ニコボ)」を発売した。開発ストーリーを公開し、「NICOBO」プロジェクトがどのように進んだかかなどを紹介している。
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーションが発売した「NICOBO」は、撫でると喜んでシッポを振り、人懐こいしぐさをしたり、ニコボ特有の気持ちを表すモコ語に加え、たまに言葉を覚えてカタコトで日本語も話すなどの特徴を持つロボット。ぼーっと1人で過ごしたり、寝ごとを言ったり、オナラをしたりとマイペースなところもある。
ストーングレー、シェルピンク、スモークネイビーの3色がラインアップし、本体価格は6万500円(税込)、「NICOBO」を成長させるためのベーシックプランの価格は月額1100円(税込)。「NICOBO公式Webサイト」にて購入できる。
▲ストーングレー、シェルピンク(新色)、スモークネイビー(新色)の3色「心の豊かさ」という価値提供を模索する社員提案のプロジェクトから生まれたという「NICOBO」は“弱いロボット”で、寝言も言うしオナラもする同居人のような存在。人の代わりに作業を行うロボットとは異なり、なにをするわけでもないニコボという存在が、周囲の人の優しさと笑顔を引きだし、今までにないロボットと人との幸せなかかわり方を新たな価値として提案していく。
▲NICOBO開発ストーリーをサイトで紹介そんな「NICOBO」のコンセプトを実現するには、パナソニックの技術開発力と、長年にわたりロボット研究を続けてきた豊橋技術科学大学 岡田美智男教授(ICD-LAB)の知見との融合が欠かなかったとし、「NICOBO」プロジェクトがどのように始まり、事業化へと進んでいったのかの開発ストーリーを公開している。