2023.05.19

Amazonフレッシュ、配送エリアを拡大 6月からは配送料を値上げ

Amazonは5月18日、Amazonプライム会員向けサービス「Amazonフレッシュ」において、東京都、神奈川県、千葉県の配送エリアを拡大した。生鮮食品の買い物の利便性向上を図った。さらに6月1日より、配送料を改定する。1万円以上の注文については変更はないが、1万円未満の配送料を100円値上げする。

Amazonの提供する「Amazonフレッシュ」は、多様な特典を提供する会員制プログラム「Amazonプライム」会員に向け、厳選した旬の野菜や果物、新鮮な魚や肉などの生鮮食品をはじめ、惣菜やミールキット、専門店のこだわりの食材、日用品をまとめて最短約2時間で配送するAmazon直営のネットスーパー。

日本では2017年4月にサービスの提供を開始し、東京、神奈川、千葉の一部エリアでサービスを提供している。2022年11月には専用物流拠点「Amazonフレッシュ 葛西フルフィルメントセンター」を開設し、「Amazonフレッシュ」全体の商品保管・出荷能力の拡充を進めている。

このほど、東京都足立区、葛飾区、調布市、千葉県市川市など、既に配送対象の地域における配送エリアを大幅に拡大した。さらに東京都府中市、千葉県千葉市美浜区、習志野市、船橋市、松戸市でも新たに「Amazonフレッシュ」の利用が可能になった。これにより配送エリアは、東京都18区5市、神奈川県2市、千葉県6市となった。今後も配送エリアを順次拡大していく予定としている。



6月1日には、配送料の改定を実施する。新たな配送料では、1万円未満の注文の配送料が従来の390円から490円に変更となる。一方、1万円以上の注文については、従来通り無料で利用できる。

1時間単位の配送時間帯指定の場合の配送料も、1万円未満の注文は100円値上がりし、従来の890円から990円となる。1万円以上の注文変更がなく500円を維持する。

Amazonは、こだわり抜いた品質、豊富な品揃え、時間指定や最短約2時間の迅速な配送などの利便性をはじめとした各ネットスーパーのサービスを今後もさらに向上し、より多くの品揃えと買い物の選択肢を提供することで、ネットスーパーに対する利用者の多様化するニーズに応えていくとしている。





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