楽天グループは5月17日、アイメッド社がベータ版の提供を開始した薬のD2Cサービス「med. powered by Rakuten（メッド パワード バイ ラクテン）」との楽天ID連携を開始した。より手軽にオンライン診療サービスを利用できる環境への貢献を目指す。
楽天グループが楽天ID連携を開始した「med. powered by Rakuten」は、ネクシィーズグループとSBCメディカルグループ代表 相川佳之氏が共に設立したアイメッド社の薬のD2Cサービス。
アイメッド社は、オンライン診療サービス領域における事業活動を通じて、「ドクターをもっと身近に」をコンセプトに、診療を必要とする人の様々な悩み、不便さを解消し、医療従事者の環境改善など医療業界の課題の解決を図ってきた
「お薬をもっと自由に。」をテーマに、5月17日よりベータ版の提供を開始した「med. powered by Rakuten」は、対面診療を躊躇する人や通院負担が大きい人、長期服用薬の継続的な購入を行っている人などが、オンライン上で提携医療機関の自由診療を受診し、医薬品の処方を受けることができる。
オンラインでの診療に留まらず、全国130院を超える「SBC湘南美容クリニック」によるオフラインでのサポートサービスの導入も予定しており、オンラインとオフラインの両面から利用者を支えるOMO（Online Merges with Offline）を実現するとしている。
会員登録やログインには「楽天ID」を活用する仕組みとなる。サービスの開始に伴い、楽天IDで新規会員登録をした先着1万名に「楽天ポイント」を100ポイント進呈するキャンペーンを5月17日～7月17日の期間限定で開催する。
楽天グループとアイメッドは、今後も双方の知見を活かし、より多くのユーザーがオンライン診療サービスを手軽に利用できる環境の実現に貢献していく考えを示した。
