2023.04.25

AnyMind GroupとCAMPFIREが連携 海外ガジェットの日本進出支援チーム「Gadget Hack」設立

AnyMind Groupは4月23日、国内最大級のクラウドファンディング「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」を提供するCAMPFIREと連携し、中国をはじめとする海外家電およびガジェットを展開する企業に特化した、日本向けEC進出支援チーム「Gadget Hack」を設立した。販売チャネルの構築運用、顧客対応、配送管理、各種マーケティング活動を含む、包括的なサポートにより、日本における販売ルート開拓を図りたい家電・ガジェットブランドを支援する。

AnyMind GroupとCAMPFIREは、海外家電およびガジェットを展開する企業を対象に、日本向けEC進出支援チーム「Gadget Hack」を設立した。中国語・英語対応が可能なため、日本語話者のいない企業でも利用でき、クラウドファンディング(テストマーケティング)から、その後のEC構築・運用、家電量販店での販売、顧客対応、配送管理、各種マーケティング活動を一貫支援することで、日本市場における本格商品展開をサポートする。

これまで国内外1000社以上のブランド支援実績を持つAnyMind Groupの知見やノウハウを提供するとともに、ECマネジメントプラットフォーム「AnyX」、ECサイト構築・販売の全体支援サービス「AnyShop」、物流管理プラットフォーム「AnyLogi」、インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」、会話型コマースプラットフォーム「AnyChat」の自社プラットフォームを活用。販売チャネルの構築運用、顧客対応、配送管理、各種マーケティング活動を含む、包括的なサポートを行うことで、日本における販売ルート開拓を図りたい、海外の家電・ガジェットブランドに特化した支援を行うとしている。


▲AnyMind Groupのサービス

さらに本取り組みでは、CAMPFIRE社のクラウドファンディングを活用した資金調達・テストマーケティングを実施可能なほか、CAMPFIREの持つ連携企業による効果的かつ効率的なプロモーション・販路確保(家電店舗・EC ・SNS)を実施し、スムーズな販路開拓を図ることができる。

現在、日本のEC市場は急成長しているが、Amazonや楽天市場をはじめとしたECモールや、クラウドファンディングを活用した各種家電製品やガジェットなどの日本展開は年々増加している。一方、海外ブランドが日本で商品を展開する際には、日本市場独自の商慣習や言語的な壁など、超えるべきハードルが多数存在している。

AnyMind Groupは、これまでEC・マーケティング・物流などを中心に、国内外および越境でのプロジェクトを支援してきた。一方、CAMPFIREは、国内最大級のクラウドファンディングプラットフォームとして、国内外7万5000件(総支援者数950万人、支援金総額710億円超)以上のプロジェクトを支援している。そこでこのほど、自社の持つ豊富な支援実績とデータ活用における強みと、CAMPFIREの強みを活かし、家電・ガジェット領域に精通したメンバーから成る専門チーム「Gadget Hack」の立ち上げに至ったとしている。


▲サービス提供フロー

「Gadget Hack」は主に英語・中国語に対応したサービス展開を行う予定。物流支援においては日本におけるフルフィルメントセンターを保有しているため、ワンストップでの物流管理が可能となる。自社EC・ECモールの活用・運営、販売促進や認知拡大に向けたその他マーケティング各種施策においては、カテゴリとニーズに合わせたソリューション提供を行うとしている。


▲中国発の家電ブランド「meross」の日本進出を支援

日本における法人設立やライセンスの獲得が不要で、店舗集客、顧客対応、配送管理までを一貫支援することで、海外家電およびガジェットの日本における本格商品展開を支援する考えを示した。




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