2023.04.25

サブスク振興会、課金ルール適正化のガイドライン制定 会員に総額や最低利用期間、解約条件の提示など義務付け

一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会(サブスク振興会)は4月20日、サブスクリプションビジネス(サブスク)のさらなる活性化を目指し、「サブスクリプション・サービスにおける料金額の適正化に関するガイドライン」を制した。

多様化するサブスクにおいて「解約の仕方が分からない」「消費者が過剰な料金の負担を求められる」など不測の不利益を被るなどがないように、サブスク振興会の会員である事業者に対し、事前に一定のルールを定めることで、消費者の安全を図るとともに、サブスクサービスのさらなる健全な発展を目的としてガイドラインを制定したという。

ガイドラインは、契約前から解約後に至るまで、サブスクサービスを提供する事業者に、契約金額総額や最低利用期間、解約条件の提示など、消費者が安心して利用するためのルールを遵守することを義務付けている

特に、非デジタル系サブスク(モノのサブスク)のうち、月額利用料金が対象商品の定価(消費税等を含めた価格)を下回るサービスについては、消費者が過剰な料金の負担を求められるなどの社会問題となっており、今後、不測の不利益を被ることがないように、一定のルールを定めている。

ガイドライン制定にあたり、サブスク振興会は普及しているサブスクリプション・サービスを調査し、分類をまとめた。


【サブスクリプション・サービス分類表】


ガイドラインの詳細は下記URLから確認してほしい。



■「サブスクリプション・サービスにおける料金額の適正化に関するガイドライン」
https://subscription-japan.com/DL/SubscGuideline_202304.pdf






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