2023.04.19

ヤフー、「5のつく日キャンペーン」特典を「PayPayポイント」から「ヤフーショッピング商品券」に切り替え

ヤフーはこのほど、「ヤフーショッピング」の出店者に向けて、「ヤフーショッピング商品券」に関するアップデートを案内した。「ヤフーショッピング」のみで利用できる「ヤフーショッピング商品券」の利用を促進し、ユーザーのモール内での再購入率を高めたい考えだ。

人気の「5のつく日キャンペーン」をはじめとした一部のキャンペーンの特典を「PayPayポイント」から「ヤフーショッピング商品券」に切り替える。出店者にとってはモール内での再購入が期待できるが、ユーザー目線では特典の利用範囲が制限されるため、改悪と受け取られてしまう懸念が残る。

ヤフーは2022年6月から、顧客向けの決済方法として「ヤフーショッピング商品券」を提供している。この商品券は「ヤフーショッピング」のみで獲得・利用ができ、有効期限があるので、「PayPayポイント」と比べ再訪問や再購入が期待できるという。

今回、「ヤフーショッピング商品券」のアップデートを発表した。その内容は①お得の訴求および、利便性向上のための施策 ②決済手数料の徴収 ③「ヤフーショッピング商品券」の必須設定――の3点だ。

「お得の訴求および、利便性向上のための施策」では、「ヤフーショッピング」が展開する各種キャンペーンの特典を「PayPayポイント」から「ヤフーショッピング商品券」に順次切り替える。

まず「ヤフーショッピング商品券」を付与するテストキャンペーンを5月18日から実施する。さらに7月から「5のつく日キャンペーン」の特典を「ヤフーショッピング商品券」へ切り替える予定だ。その他のキャンペーンの特典も順次切り替える。

「決済手数料の徴収」については、これまで「ヤフーショッピング商品券」を利用した注文において決済手数料を無料で提供してきたが、2023年5月18日から決済手数料を出店者から徴収する。クレジットカードやPayPay残高払い、PayPayあと払いと同様に決済手数料は3.0%(税別)。

「ヤフーショッピング商品券の必須設定」については、現在「ヤフーショッピング商品券」を提供しない設定の出店者についても、利用可能な支払い方法設定にクレジットカード決済、PayPay残高払い、PayPayあと払いと同様、「ヤフーショッピング商品券」を6月13日から必須設定とする予定。

今後、「ヤフーショッピング商品券」を活用した大規模なキャンペーン施策なども展開予定だという。






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