2023.03.03

【ヤフー、LINE、PayPay】3社共同のマイレージ型販促サービス「LYPマイレージ」を開始

Zホールディングス(HD)のグループ企業であるLINE、ヤフー、PayPayは3月1日、3社共同でマイレージ型の販促サービスを開始すると発表した。購入金額に応じて、「PayPayポイント」などの特典を付与する。オフラインとオンラインを横断した販促サービスを展開し、新規顧客の獲得を狙う。

「LYPマイレージ」は、月間利用者数約9400万人のコミュニケーションアプリを提供するLINEと、ECなど約100の多様なサービスを提供し、月間利用者数約5500万人を抱えるヤフー、登録ユーザー5500万人超えの決済、ポイントプログラムを提供するPayPayの3社の強みを生かして開発した。

サービスは「PayPay」のミニアプリと、ブラウザーとアプリの「ヤフージャパン」から利用できる。「LYPマイレージ」に掲載されている対象商品を、オフラインでは対象店舗にて「PayPay」の決済で、オンラインでは「ヤフーショッピング」の対象ストアでの購入を対象とし、商品ごとに設定された条件の購入金額を達成すると、PayPayポイントなどの特典を付与する仕組みだ。


▲「LYPマイレージ」の利用イメージ

ユーザーが同一の対象商品を、オフラインである対象店舗とオンラインである「ヤフーショッピング」の双方で購入した場合、購入金額を合算する。ユーザーはオフラインとオンラインの垣根を越えて、商品を対象店舗で購入すればするほど、「PayPayポイント」をもらえ、お得に商品を購入できる。


▲「LYPマイレージ」のUI(イメージ)

「LYPマイレージ」開始時の参加企業と対象店舗は、アサヒ飲料、コカ・コーラ ボトラーズジャパン、花王、P&Gジャパン、ウエルシアホールディングス、オーケー、サンドラッグ、スギホールディングス、ツルハホールディングス。参加企業や対象店舗は、今後拡大していく。


▲参加企業と対象店舗

さらに今後の展開として、企業によるユーザーへの直接的な販促を可能にするべく、各参加企業のLINE公式アカウントと連携する予定だという。ユーザーに自らの購買履歴に基づいたオンリーワンの情報を提供し、さらなる便利でお得な購買体験を追求していく。

国内最大規模のユーザーを抱え、日常のあらゆるシーンで活用されているサービスを提供するLINE、ヤフー、PayPayは、今後もZHDグループのシナジーと情報技術の力を最大限活用し、日本における販促のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進することで、企業の継続的かつ効果的な販促活動の実現を後押していく。





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