2023.04.18

ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」、「ららぽーと横浜」にポップアップを出店

クラダシは4月17日、まだ食べられるにも関わらず、廃棄されてしまう可能性のある商品などのロス削減に取り組むソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」において、「三井ショッピングパーク ららぽーと横浜」へのPOPUP SHOPの出店を開始した。4月27日までの期間限定出店となる。おトクにお買い物を楽しみながら様々な食品のロスを削減ができる機会を提供する。

クラダシの提供する「Kuradashi」は、フードロス削減を目指すショッピングサイト。「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」をミッションに掲げるクラダシは、ビジョンを「日本で最もフードロスを削減する会社」と定め、1.5次流通という通常の流通ルートを毀損しない全く新しいマーケットを創出。さまざまな理由により通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、「Kuradashi」で販売することで、食品をはじめとした商品のロス削減に取り組んでいる。

4月17日~27日の期間、「三井ショッピングパーク ららぽーと横浜」館内にて、「Kuradashi」POPUP SHOPを出店する。

パッケージをリニューアルし、旧パッケージの商品がフードロスになる可能性があるキッコーマンの「大豆麺 香る生姜かきたま」や、賞味期限が近いため通常の販路で販売ができず、フードロスになる可能性があるサンクゼールの「オールフルーツりんご」などの食品に加え、同じくロスが問題になっている化粧品の販売も行う。さらにフードロス問題などに関するパネル展示を行い、フードロスという社会課題の認知を向上させながら、実際に社会課題の解決に寄与する機会を提供する。


▲キッコーマンの「大豆麺 香る生姜かきたま」


▲サンクゼールの「オールフルーツりんご」

「Kuradashi」は売上の一部を医療支援や環境保護支援などの活動を行う社会貢献団体に寄付しており、このたびのPOPUP SHOPの売上の一部はクラダシ基金として社会貢献活動に活用されるという。

2023年も原材料価格の高騰を受けた食品の値上げが続いている。帝国データバンクによると、2023年の値上げは4月までに1万5000品目を突破する見込みで、4月に控える「輸入小麦」の価格改定に加え、「鶏卵」の供給動向が注目されている。値上げ品目数の累計は、8月にも2万品目を超える可能性があると予測されている。原料高騰に加え、物流コストや輸入コストの上昇が続き、製品価格への影響は続く見込みとなっており、家計の負担は一段と高まっている。

こうした背景からクラダシは、今回出店するPOPUP SHOPでは、おトクにお買い物を楽しみながら様々な食品のロスを削減することを目指し、値上げ対象食品なども数多く販売するとしている。




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