2023.03.21

良品計画、産直ページ「諸国良品」で農産物を販売 1次生産者の人手不足解消へ

良品計画は3月17日、日本国内の各地域に根差したものなどを取り寄せできる産直EC「諸国良品」において、人手不足の地域事業者と働きながら旅をしたい人をつなぐマッチング事業「おてつたび」利用生産者の農産物の取り扱いを開始した。人手不足に悩む1次生産者の支援の拡充、農産物の販売拡大、地域の活性化および関係人口創出を支援する。

良品計画は、「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指し、各自治体や地域住民とともに地域を活性化するさまざまな取り組みを進めている。その取り組みの1つ「諸国良品」は、日本国内の各地域に根差したもの、地域を守る取り組み・課題解決を担う商品などを産地直送で取り寄せできる産直EC事業で、2015年に開始してから現在までに1700以上の地域産品を取り扱ってきた。

このほど、「諸国良品」と、人手不足の地域事業者と働きながら旅をしたい人をつなぐマッチング事業「おてつたび」を連携し、「諸国良品」における「おてつたび」利用生産者の農産物の取り扱いを開始した。良品計画が「諸国良品」を通じて大切にしてきた1次生産者と生活者とのつながりや地域連携のノウハウと、「おてつたび」のコンテンツ力を連携させることで、人手不足に悩む1次生産者の支援の拡充、農産物の販売拡大、地域の活性化および関係人口創出の加速を支援する。

本連携の取り組み第1弾として、「おてつたび」利用農家である佐賀県藤津郡太良町の「A-noker」のアスパラガスを「無印良品」ECサイト内の産直ページ「諸国良品」で3月より販売する。農産品の各ページでは今後、「諸国良品」利用者や「諸国良品」契約生産者へ「おてつたび」を紹介し、利用を促進することで係人口増加を図るとしている。

良品計画は、この取り組みを通じて1次生産者の人手不足解消、地域の活性化支援に取り組み、持続可能な地域社会の実現を目指していく考えを示した。




RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事