バリューコマースは2月28日、感度の高いクリエイターの投稿を見たユーザーが「これ買いたい！」と思った商品をそのままECモールで買い物できるソーシャルコマースサービス「COLEMOA（コレモア）」のβ版の提供を開始した。ソーシャルネットワーキングサービスとアフィリエイトをつなぎ、新たなユーザーエクスペリエンスを提供する。
バリューコマースがβ版の提供を開始した「COLEMOA」は、スタッフが厳選したクリエイターが、ファッション、グルメ、ライフ、ビューティー等のジャンルから、自らのライフスタイルにあったテーマを選び、自分のお気に入りを投稿。写真や記事を見たユーザーが、生活で役立つアイデアを発見し、「これ買いたい！」と思った商品を記事のリンクから簡単に購入できるソーシャルコマースサービス。
最新のCOLEMOAクリエイターの投稿が見やすいタイムライン表示、お気に入りの商品紹介投稿への「いいね！」機能や保存機能、お気に入りクリエイターのフォローなどの機能、年代や性別、趣味などから自分に合うクリエイターが探せるライフスタイル検索機能などを備える。また、現在投稿できるのは「COLEMOA」スタッフが厳選したクリエイターのみの仕様だが、今後は誰でもクリエイターとして参加できるようになる予定としている。
米アクセンチュアの調査では、ソーシャルコマースが従来のe-コマースの3倍のペースで成長し、世界市場規模は2021年時点の4920億ドル（63兆9600億円：1ドル＝130円換算）から、2025年までに1兆2000億ドル（156兆円）まで拡張すると予測している。
アフィリエイトサービスプロバイダーであるバリューコマースは、ソーシャルネットワーキングサービスとアフィリエイトをつなぐひとつの方法として、「COLEMOA」によりインフルエンサーやユーザーに対して新たなユーザーエクスペリエンスを提供していく考えを示した。
