ニューロープはこのほど、ファッションECのコンテンツをトレンドに合わせて自動更新できる「トレンドワードAPI」をリリースした。EC事業者のコンテンツ運用にかかる負担の軽減を支援する。
ニューロープがリリースした「トレンドワードAPI」は、大手ECモールやInstagram、ファッションコレクションなどのトレンドを反映させることで、トレンドの変化に応じた旬なキーワードの一覧を自動的に出力。これを利用し、ECの一部のコンテンツを自動化できる。
たとえば、検索ボックスの周辺におすすめのトレンドワードを表示し、ユーザーにウィンドウショッピングのような買いもの体験を提供する。トップページや商品詳細のフッターなどにトレンドワードの検索に該当するアイテムを表示するなど、編集コンテンツに近いコンテンツを自動で運用する。メルマガやLINEのプッシュ通知配信時、トレンドワードの検索に該当するアイテムを表示したり、トレンドのアイテム一覧ページに誘導することでリテンションの打ち手を増やすといったことが可能になる。
ニューロープは、大手ECモールやInstagram、ファッションコレクションなどの画像データを収集し、独自に開発しているファッション特化の画像解析AIで解析し、データベースを構築している。「トレンドワードAPI」は、このデータベースに基づき、昨年から急上昇しているもの、先週から大きく伸びているものなどを自動で検出することができる。そのため「Instagramでの旬」「ECモールでの旬」「ファッションコレクションでの旬」など、情報を出し分けることで、ECやブランドの顧客にマッチしたコンテンツ運用にカスタマイズすることも可能だ。
一部コンテンツの自動化によりEC事業者のコンテンツ運用にかかる負担を軽減し、注力すべきポイントに注力できるメリハリのあるEC運用をサポートする。
