2023.02.13

不正注文検知サービス「O-PLUX」、チャットボットツール「qualva」と連携 不正注文や悪質転売の対策支援

かっこは2月7日、不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」において、PROFESSYが提供するチャットボットツール「qualva(クオルバ)」と連携を開始した。「qualva」を利用するEC事業者へのチャットフォーム経由でのアフィリエイト報酬を狙うなどの不正注文を防止するとともに、住所確認や本人確認等の業務効率化を支援する。

かっこが提供する不正注文検知サービス「O-PLUX」は、注文データをもとに通常の注文か不正注文かを判定するサービス。データサイエンスを活用した独自の審査ロジックにより不正注文をリアルタイムに検知し、クレジットカードのなりすまし注文、不正転売・悪質転売、後払い未払いなどの不正被害の防止及び審査業務の自動化を実現する。


▲「O-PLUX」の特徴

このほど、「O-PLUX」は、PROFESSY社チャットボットツール「qualva」との連携を開始した。

「qualva」は新規顧客獲得に完全特化したチャットボットで、対話型のセキュアな電子決済機能やシームレスな資料請求、エステやレストランの予約まであらゆるシーンで活用できる。

今回の連携により、「qualva」を利用するEC事業者は、導入も手軽に、オペレーションコストを抑え、電話番号疎通情報や空き室情報など、「O-PLUX」を利用するECサイトで発生した不正傾向などの幅広い注文情報に紐づく項目を活用した検知による、高精度な不正対策に取り組むことが可能となった。


▲連携イメージ

昨今では、デジタルマーケティングツールとして見かけることも多くなっているチャットフォーム経由で、アフィリエイト報酬狙いの不正注文や悪質転売などの不正注文被害が増加している。特にD2Cや単品通販のEC事業者は、チャットボットツールを利用していることも多く、利用するECシステム(ショッピングカート)が不正対策ツールとシステム連携していないケースもあった。また、これまでの不正対策では、担当者による目視審査や自社のブラックリストとの照合、地図サイトでの住所確認、さらに不正注文が発生した際のメールや電話による本人確認、注文キャンセル処理などの運用負荷が大きく、一定の注文数を超えると人力での対応が困難となっていたとし、今回の連携により、こうした課題の解決を図る。

PROFESSYは今回の取り組みにあたり、「お客様であるEC事業者様より、アフィリエイト報酬目的の不正注文や悪質転売などの対策のご要望をいただいていました。これまでも『qualva』を提供することでEC事業者様にとっての顧客体験の最大化やCVRの向上に貢献してまいりましたが、この度の『O-PLUX』の連携を通じ、増加傾向が続くECサイトにおける不正注文被害への対策をご提供することで、お客様の事業成長にも貢献してまいります」とコメントした。




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