2022.12.23

BEENOSグループ、越境EC支援件数が4000件を突破 「Buyee」「Buyee Connect」でサポート

BEENOSは12月20日、海外向け購入サポートサービス「Buyee」、タグ設置のみで海外販売を可能にする「Buyee Connect」などを展開するBEENOSグループのグローバルコマース事業において、国内企業の越境EC支援実績が累計4000件を突破したと発表した。日本企業の海外販売のリスクを減らし、海外進出を支援する。

BEENOSグループは、日本企業のマーケットを国内から世界に広げるため、2008年より連結子会社が提供を開始した海外転送サービス「転送コム」を皮切りに、国内企業の課題やニーズに合わせ、越境EC黎明期より国内ECの越境化を支援してきた。

2012年からは国際配送だけでなく言語や決済までサポート範囲を広げた海外向け購入サポートサービス「Buyee」、2020年からは企業様の既存のECサイトをタグ設置のみで越境化し海外販売を可能にする「Buyee Connect」の提供を開始している。2019年に連携開始した「Shopee」を始め、複数の世界的なマーケットプレイスと連携するほか、2022年6月には「Buyee Connect」の無償提供も開始しており、このほどグループの越境EC件数が累計4000件を突破した。

新型コロナウィルスの影響によりインバウンド消費がリアルからオンラインへ移行し、2020年を節目に越境ECの注目が高まった。さらに円安の追い風やインバウンド再開後の訪日観光客のリピート買い需要を満たす販路としても越境ECは注目されている。海外ユーザーによる日本商品の需要の高まりを背景に、「Buyee Connect」への国内企業からの問い合わせは、2022年だけで2100件を超えたという。



2020年11月より提供開始した「Buyee Connect」関連の購入額は、この1年半で18.3倍以上に拡大しあ。サイト別購入額のTOP10には、ファッション関連が6サイト、キャラクターやアーティスト、本といったエンタメ関連が3サイト、お酒もランクインしている。ファッション、エンタメは海外人気が高く、BEENOSグループの越境ECの2大ジャンルとなっている。ファッション、お酒の2次流通を取り扱うサイトも人気で、一般流通では入手しづらいリユース品も海外ユーザーから高い人気を得ている。さらにECサイトの越境化に留まらず、海外向けマーケティング支援の需要も高まっており、コロナ禍の2019年以降支援数が増加している。



こうした背景を受け、BEENOSグループは、2022年12月に国内企業の越境EC支援実績が累計4000件を突破したとしている。海外進出のハードルをゼロにすることで、今後も日本企業の越境ECへの挑戦を後押し、「EC=グローバル」がスタンダードとなる世の中を目指す考えを示した。




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