2022.01.27

EC構築大手のecbeing、導入企業の年間流通総額が6000億円突破 前年比34%増、業界トップ級に

ecbeingは1月27日、2020年におけるECサイト構築パッケージ「ecbeing」の導入企業の合計年間流通総額が6000億円を突破していることを明らかにした。流通総額の公開は初めてだという。2019年の実績と比較すると、34%増となっており、2021年も1~9 月までの累計流通総額は5800億円となっており、2020年を大きく上回ると推定している。

年間総受注件数・平均単価も同時に発表している。2019年の年間総受注件数は4537万件、2020年は6233 万件となった。集計期間中の全注文平均単価は約1万340円となったという。



2021年には、コロナ禍でEC需要の高まったアパレル・化粧品・食品業界を中心にシチズン時計やコーセー、ダイドードリンコなどのEC構築支援を手掛け、各社の業績拡大に貢献している。

2021年の9月時点で5800億円の流通総額となっていることから、2021年通期は推定予測値として8000億円程度の流通総額になる見込みだという。コロナの蔓延が始まった2019年から2021年(21年は推計値)の流通総額の比較では2年間で約168%程度の成長を見込んでいる。


流通総額規模は大手モールに迫る規模に

ecbeingは売り上げを上げるためのさまざまな機能やマーケティングサービスなどをワンストップで提供することが特徴であり、さまざまなサービスを併用してもらうことで、導入企業のEC事業拡大に貢献している。

今回、流通総額を公開した理由は、国内ECの成長を図る重要な指標になると考えたためだという。ecbeingはECサイト単体だけではなく、企業のDX化の推進を支援するeビジネスのトータルサポート企業として、今後もサービス提供を強化していく考えだ。



RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事