2021.12.23

「おとりよせネット」、食品通販の実態調査 5割が「コロナ禍に浸透」、7割が「ご褒美」「普段の食卓」で利用

アイランドが運営するお取り寄せの情報サイト「おとりよせネット」は、サイトユーザーに対して、2021年のネットでの食品通販に関するアンケート調査を実施した。504名から回答があり、その結果を調査報告として発表している。

【<画像5点>食品通販に関する調査結果はこちら】

調査結果によると、2021年のネットでの食品通販の頻度は「増えた」が16%、「やや増えた」が33%だった。今年購入が増えたジャンル1位はスイーツ・洋菓子、2位はおかず・お惣菜、3位は肉だった。コロナ禍における食品通販の浸透したかを尋ねた質問には、「そう思う」が23%、「ややそう思う」が32%と新党を実感している回答者が5割を超えている。

食品通販で意識していることは「訳あり・お試し商品」が44%、食品通販の目的は「ご褒美」「普段の食卓」が約70%まで伸長している。今後の食品通販の購入に関して、「変わらないと思う」が59%、「増えると思う」が38%、「減ると思う」が3%だった。

「おとりよせネット」の伊藤梢編集長は、「ライフスタイルの変化で、食品通販との付き合い方も変化しました。『ネットでの食品通販が自身の中で浸透した』と回答した人が5割を超え、さらに、食品通販の目的としては『ご褒美』利用に続いて『普段の食卓』利用が多くなりました。コロナ禍においての通販利用は一過性のものではなく、生活の一部として浸透してきたことが分かります」と分析している。

さらに伊藤編集長は、「ここ2年で商品通販を始めた事業者も多く、各地の商品が取り寄せられるようになりました。忙しい日々の中でも自宅にいながらご当地グルメが取り寄せられる利便性は、共働き世帯が増えた生活スタイルにもマッチしています。今後の食品通販の購入に関して、変わらない・増えると回答した人は約9割を占めています。非日常楽しむための娯楽要素を含んだ利用と、日常利用の両軸で、今後もネットでの食品通販の利用が増えていくのではないでしょうか」と予測している。



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