2021.12.22

ECのための延長保証「proteger」、Shopify アプリ「Omni Hub」と連携 実店舗での延長保証販売に対応

Kivaは12月21日、ECのための延長保証「proteger(プロテジャー)」において、フィードフォースが提供するShopifyアプリ「Omni Hub」との連携を開始した。クラウドPOSレジ「スマレジ」との会員連携が可能となる「Omni Hub」との連携により、「proteger」Shopify アプリにおいて、従来のECでの延長保証販売に加え、実店舗での延長保証販売が可能となった。簡単な設定のみで店舗での延長保証を実現し、顧客満足度向上と売上増加に貢献を図る。

「proteger」は、ECサイト上に延長保証のボタンを簡単に設置できるECのための延長保証。ECサイトにAPIを組み込むだけで、延長保証サービスを稼働させることができ、新規購入の障壁を和らげ購入を促進する、交換・修理に関する顧客対応の「proteger」による代行、交換修理に発生する債務リスクを「proteger」が負担、電子保証書のため24時間対応のチャットボットより保証申請が可能などの特徴を備える。このほどShopifyアプリ「Omni Hub」との連携を開始した。

フィードフォース社の「Omni Hub」は、「店舗とECをつなぎ、購買体験をアップデートする」をミッションに掲げ、オムニチャネルでの顧客体験向上に貢献するアプリ。初期費用なし、開発不要で、「Shopify」で構築したオンラインストアと、クラウドPOSレジ「スマレジ」で管理する店舗の間で顧客情報を一元化でき、共通でのポイント施策実施やメッセージ配信など、顧客体験の向上による売上増加を支援する。


導入イメージ

今回の連携により、オンラインストアに「Shopify」、店舗POSに「スマレジ」を利用し、「Omni Hub」を使って「Shopify」と「スマレジ」を連携させている事業者は、「proteger」Shopifyアプリにおいて、ECに加えて実店舗での延長保証販売が可能になった。かんたんな初期設定のみで「Omni Hub」と「proteger」を連携させることができ、店舗での延長保証を開始でき、購入者・店舗スタッフともに特別な操作なく延長保証への加入が完了できるという特徴を備える。また、店舗での購入者が延長保証に加入するには、オンラインストアへの会員登録が必須であるため、購入者の連絡先を自然に取得でき、メルマガ配信などのCRM施策に繋げることも可能となり、延長保証の提供による顧客満足度向上に加え、CRM施策の拡充による売上増加も目指すことができるとしている。

延長保証は、メーカー保証期間の終了後に、一定期間発生した自然故障・不具合の交換・修理を無料で行うサービスのこと。延長保証は、顧客との関係性を構築し、リピートを促進していくために効果的な施策で、中小事業者でも手軽に延長保証を開始できる「proteger」は、2021年9月のShopifyアプリ公開後、多くのマーチャントに利用されている。従来「proteger」は、オンラインストアでの購買にのみ対応していたが、店舗・オンラインストアの双方を運営する事業者から、「店舗でもprotegerの延長保証を利用したい」という声が寄せられていたとし、「Omni Hub」との連携により、店舗での購買においても延長保証の導入を可能にしたとしている。今後も両社にてサービスアップデートを進め、より多くの事業者が延長保証を導入し、顧客体験の向上に繋げられるように努めていく考えを示した。

「proteger」は今後も、企業とエンドユーザー双方にとって良い形で、「Shopify」と延長保証の連携活用を手軽に実現できるよう、機能追加や他Shopifyアプリとの連携活用推進を行っていくとしている。




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