2021.11.19

ユミルリンク、メール配信サービス「Cuenote FC」のマイページ機能をリニューアル、ノーコードでの会員登録フォーム作成が可能

メッセージングプラットフォーム「Cuenote(キューノート)」を提供するユミルリンクは11月9日、メール配信サービス「Cuenote FC」のマイページ機能をリニューアルし、ノーコードで会員登録フォームを作成できる最新版の提供を開始した。ノーコードで誰でも作成できるようにすることで、専門知識を持つ人材の不足により、即座の対応が困難という会員登録フォーム運用における課題の解決を支援する。

「Cuenote」シリーズは、独自に開発したメール配信エンジン(MTA)により、メール・SMS配信が高速・確実に実行できるメッセージングプラットフォーム。月間のメール・SMS配信数は国内最大規模となる53億通を誇る。シンプルで簡単に操作できることから、各自治体や大手企業をはじめ多くの企業・団体に利用されており、サービス契約数は1800を超える。

今回メール配信サービス「Cuenote FC」の「マイページ機能」をリニューアルし、ノーコードで会員登録フォームが作成できる機能へと進化を図った。新たな「マイページ機能」は、直感的な操作が可能となっており、「メールアドレス」「氏名」等、会員収集に必要なデータベースを作成し、メニューから選択するだけで、会員登録フォームを自動で作成することができる。フォームのデザインやレイアウトは、UI(ユーザーインターフェース)のみで変更することが可能だ。


直感的な操作で作成が可能

端末の画面サイズに応じて表示が最適化される「レスポンシブデザイン」に対応し、「PC」「タブレット」「スマートフォン」それぞれに対応したフォームを複雑なHTMLソースを記述することなく作成できる。


「レスポンシブデザイン」に対応

デザインの細部を変更したい場合も、UI(ユーザーインターフェース)上で直接HTMLやCSS編集し、自由度の高いデザインを制作することができるという特徴も備える。


UI上で直接HTMLやCSSの編集も可能

同機能は「Cuenote FC クラウドサービス(ASP・SaaS)」の標準機能として提供するが、マイページやフォームのURLに独自の指定のドメインを利用する場合は、別途SSL証明書費用が必要になる。

会員登録フォームは、さまざまな用途で利用されているが、制作にはHTMLやCSSの知識を持つ人材が必要となり、外部に委託するケースも多く見受けられる。そのため細部の変更を行うにもコストがかかることから、自社の運用に合わせた即座な対応が難しいといった課題がある。こうした課題に対する市場ニーズの高まりを受け、今回「マイページ機能」のリニューアルにおいて、ノーコードで誰でもフォームの作成を可能にすることで、フォーム制作にかかる手間や費用、時間の大幅な低減の実現に至ったとしている。

ミルリンクでは今後も、企業と消費者のコミュニケーションを実現するメッセージングプラットフォームとして、マーケティング効果を高める機能やサービスの拡充に努めていく考えを示した。



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