2021.10.07

ユミルリンク、東証マザーズに上場 シェア獲得を目指す成長戦略示す

清水亘社長

阪急阪神東宝グループで、メール配信システム「Cuenote(キューノート)FC」を提供するユミルリンクは9月22日、東証マザーズに上場した。
 
同日、兜倶楽部で行った記者会見で、メールサービスやSNS市場におけるシェアの獲得を目指す成長戦略を示した。エンジニアの増員でメッセージングチャネルを拡充するほか、メッセージングプラットフォームのマネジメント機能を拡充させる。
 
清水社長は「配信性能の高さが当社の強み。ECにとってメール配信はマーケティングツールとして欠かせない。上場を機に、さらなる事業の拡大と一層の企業価値の向上につなげたい」と話した。
 
株式上場に伴い発表した2021年1-6月期(中間期)業績は、売上高が前年同期比13・9%増の9億1200万円、営業利益が同16%増の1億7900万円、純利益が同13.6%増の1億2100万円。ウェブ広告の出稿増加やオンラインセミナー開催などオンラインプロモーションを強化するとともに、インサイドセールスの増員や営業活動のオンライン化推進などの施策で、商談の新規獲得数や商談回数、新規契約獲得数は計画どおりに推移したという。



RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事