2021.10.21

近鉄百貨店、中間期の国内EC売上37%増 食品や化粧品の需要堅調

近鉄百貨店の2021年3-8月期(中間期)の国内EC売り上げは、前年同期比36.6%増の約12億円だった。前期から引き続き、食品や化粧品の注文が堅調に伸びた。季節性のある企画では、中元向けEC売り上げが同45.5%増となった。国内EC売り上げは当初目標を上回った。
 
同社の通販売上高は現在、ECがほぼ全てを占めている。中間期の国内EC売り上げはコロナ前と比べても大きく伸長。2019年3-8月期の売上高と比較すると2.4倍になったという。
 
「EC事業には大変力を入れており、品ぞろえも充実させている。食料品は前年比26.8%増収、化粧品は同28.6%増収となっている」(広報担当)と話す。
 
このほか、昨年12月から実施している、百貨店の売り場の商品を電話で注文して決済できる「でんわdeオーダー」の利用状況も順調だ。
 
ECは下期から、冷凍食品を拡大し、2022年2月期までに取扱商品を約2倍に増加していく計画。



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