ドッグフードECの帝塚山ハウンドカム、工場移転で手作りフード拡大 生産効率は従来の3～4倍に

同社では、ドライフードの製造においても、「食品添加物を一切入れない」というこだわりを貫いている。「一般的なドッグフードは『総合栄養食』が基準となる。1食で必要な栄養を満たす必要があるため、添加物を使用している商品が多い」(同)と話す。「ただ、新鮮な食材を使って適切な加工を行えば、添加物はいらない」(同)のだという。

近年はいわゆる「ヒューマングレード」のペットフードが急増している。同じヒューマングレードであっても、人間の食品と同様、食材の鮮度や、加工時の加熱の有無・方法などによって、含まれる栄養素は大きく変わってくるのだという。「添加物を一切入れないペットフードは当社の武器。他社との差別化となる部分だと考えている。主力のドライフードと、これからの手作りフード。この2本を軸に、さらに事業を拡大させていきたい」(同)と話している。


「帝塚山ハウンドカム」
https://www.houndcom.com/