GMOイプシロン、BtoB卸モール「NETSEA」のサプライヤー向け融資サービス提供開始

GMOイプシロンは3月31日、BtoB卸モール「NETSEA（ネッシー）」を運営するSynaBiz（シナビズ）と連携し、「NETSEA」を利用するサプライヤーに対する融資サービス「NETSEAレンディング supported byGMOイプシロン」の提供を開始した。

サプライヤー事業者の「NETSEA」の利用年数や売り上げなどの利用実績を用いて、貸金業法に基づき、GMOイプシロンが与信審査・融資を行う。「NETSEA」を利用するサプライヤー事業者は、決算書や担保・保証人を用意することなく、申し込みから最短2営業日（初回は5営業日）で迅速に融資を受けることが可能となる。

BtoB取引においては、売掛金による取引が多く発生することもあり、成長期にある中小企業や個人事業主の資金需要は、事業の安定運営や拡大、急な仕入れ費用など多岐にわたる。BtoB卸モールを運営するSynaBizでは、多くのBtoB事業者の成長を支援する方法の一つとして融資サービスを検討していたという。

一方、GMOイプシロンでは、「イプシロン決済サービス」を利用するEC事業者向けに、日次の決済データ（トランザクションデータ）を基に与信判断を行う「GMOイプシロン トランザクションレンディング」を2015年3月から提供しており、5年に渡り与信判断のノウハウを蓄積。このノウハウを活かし、請求書・会計データや介護経営データなどさまざまなデータを活用したレンディングサービスの展開にも力を入れている。またプラットフォームやショッピングカートなどを運営する事業者との連携により、各サービスの利用者に対し、ブランド名を活かした融資サービスの提供を今後も展開するとしている。