2021.09.02

ANAケータリングサービス、機内食のEC売上3億円超 8カ月間で90万食以上販売

企画営業課 原木大地氏(左)と石井恭平氏(右)

「楽天市場」で機内食の販売を手掛けるANAホールディングズ傘下のANAケータリングサービスは8月20日、昨年12月から販売を開始した機内食の累計販売数が45万食を超えたことを明らかにした。楽天市場店と全日空商事のECサイトを合わせると、90万食を超える。売上金額は本紙推定で3億円以上。
 
販売している機内食は8種類。商品名は同社のネット運営者が考案している。「購入につながりやすく、お客さまがクスッと笑ってしまうような商品名にしている」(企画営業課・原木大地氏)と話す。
 
「機内食メインディッシュ 機内食総選挙歴代王者の集い」のように、商品名には工夫を凝らしている。
 
2020年12月に出したプレスリリースをきっかけに、航空専門紙・テレビ・ラジオ・新聞に取り上げられるなどPRに成功。機内食を食べた購入者がSNSに感想を投稿するなど、多くの人に機内食販売を告知することができたという。
 
今後も機内食の新商品を発売していく予定だ。「機内食を通じて、少しでも旅行に行った気分を味わってもらいたい」(同)と語る。



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