2021.08.07

ヤッホーブルーイング、ECサイト「よなよなの里」をリニューアル ビールのサブスク強化、「ecbeing」を導入

「よなよなの里 | よなよなエール公式通販」

ヤッホーブルーイングはこのほど、ECサイト「よなよなの里 | よなよなエール公式通販」(よなよなの里)を刷新した。ECサイト構築パッケージ「ecbeing(イーシービーイング)」と国産CMS「SiteMiraiZ(サイトミライズ)」を導入。8~9種類のビールから1本単位で選べる特徴を持つ定期宅配サービス「ひらけ!よなよな月の生活」を刷新し、ユーザーの利便性向上の実現に貢献を図った。

【<画像7点>リニューアルした「よなよなの里」やサブスクのイメージ】

クラフトビールを手がけるヤッホーブルーイングのECサイト「よなよなの里」は、EC機能だけでなく、よみものコンテンツやイベント情報の発信等の「お客様の体験を作る場」の役割を担ってきた公式サイト。ユーザーがよりサービスを利用しやすく、かつ将来的なサービス改善を行い、ファンとのエンゲージメント向上施策やCRM強化が図りやすい環境へ移行するために、2021年7月にecbeingによるECサイトのリニューアルを実施した。

リニューアルでは、個々に独立していた既存システム (EC、定期購入ビール選択)を「ecbeing」に集約。ユーザーがサイトへログインするだけで、すべてのサービスが利用できるようにすると共に、独自のビール定期宅配サービス「ひらけ!よなよな月の生活」を刷新。一層の充実を図り、ユーザーがより満足できるサイトを実現した。

刷新を図った「ひらけ!よなよな月の生活」は、購入者がバラエティ豊かなクラフトビールの世界を楽しめるよう、毎月1ケース(または2ヶ月に一回1ケース)を 8~9種類のビールから1本単位で選ぶことができる定期宅配サービス。従来は、契約期間が1年の「年間コース」のみだったが、3回受け取り以降はいつでも解約が可能な「お気軽コース」を新たに追加し、より気軽に「ひらけ!よなよな月の生活」を体験できる環境を整えた。配達の頻度は、「2カ月ごと24缶」「毎月24缶」「毎月48缶」の3つから選択可能。また、配達日を月の上旬、中旬、下旬それぞれの最大10日間から毎回選ぶことができ、顧客の都合に合わせて届ける。初回配達のビールは、新規申込み後すぐに選択でき、ビールを選んでから届けるまでの時間を従来から大幅に短縮した。また、「LINE」との連携により、ビールの選択期間のスタートなどの通知を「LINE」で受け取ることも可能となっている。


ビール定期宅配サービス「ひらけ!よなよな月の生活」の利用イメージ

「ひらけ!よなよな月の生活」では同時に、CMS「SiteMiraiZ」を導入し、サイトコンテンツの更新性とセキュリティ向上を図った。「SiteMiraiZ」は、ecbeingのグループ会社であるエートゥジェイ」が提供する国産CMSで、トップ内のメイン、よみもの記事等を簡易的に更新できる機能を持つ。「よくある質問」をユーザーから寄せられた日々の問い合わせをもとに更新でき、頻度の高い問い合わせ順に並び変えることで、ユーザーが購入時に抱える不安を軽減する。また、新しい質問と回答も簡易的に掲載でき、問合せ対応の業務工数を削減することにもつながるとしている。「ecbeing」と同等のセキュリティを保持しており、IPAによる「安全なウェブサイトの作り方」の最新版を考慮した対策の実装はもちろん、業界最高レベルのセキュリティ対策を持ったデータセンターを利用している。

今回の「よなよなの里」刷新に伴い、ヤッホーブルーイングのECサイトシステムリニューアルプロジェクトリーダー大友直也氏は、「私たちが今まで描いてきた仕組みが、ecbeingさんの力によって本当に実現できるということで、お客様よりも先にワクワクしています。今回生まれ変わるサイトや定期宅配サービスを中心のひとつとしながら、今後は、ファンとの交流イベント、実店舗の『YONA YONA BEER WORKS』など、リアルな場とも仕組みを連携していきたいと考えています。システムで実現できる利便性を、私たちの商品の魅力・楽しさ・ワクワク感と繋げていきながら、クラフトビールのある暮らしと、その魅力を、今まで以上に多くのお客様に届けていきたいと思っています」とコメントした。

ヤッホーブルーイングの通販事業ユニット ユニットディレクター桂馬拓也氏は、「導入するにあたって最も驚いたことが、『理想のサービスを実現するための方法』を一緒に考えていただけたことです。既製システムではできないことも多く、『ひらけ!よなよな月の生活』を抜本的に改善することができませんでした。今回のリニューアルで実現した『お届けビールを選択する体験の刷新』や、『入会しやすいお気軽コースの新設』は、構想から何年も経っている待望のサービスで、お客様への案内が楽しみでなりません。『ecbeing』ではシステムの制約を気にすることなく実装することが可能なので、お客様に喜んでいただけるサービスを一層追求していきたいです」と述べた。

ヤッホーブルーイングの通販受注・お客様対応ユニット ユニットディレクター道本諭始氏は、「日々お客様相談室に寄せられるお客様の声を元に、弊社の実現したいサービスを空想ベースからご相談させていただきました。システム面で様々なご提案をいただきながら現実となっていく過程には、『早くお客様にご利用いただきたい!』という気持ちが増すばかりでした。ページのメンテナンスも容易なので、FAQページ等の拡充でお客様に快適にご利用いただけるサイトを作っていきたいです。また、お客様より複数のご要望をいただくポイントにはシステム面でのカスタマイズを検討しながら、お客様に生涯長きにわたってご愛顧いただけるサイト・EC・定期宅配サービスを追求していきたいです」とコメントした。



RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事