2021.08.06

【コロナ禍の通販ヒット商品】プロジェクター付き照明「popln Aladdin」、累計12万台超販売 シリーズ拡大、巣ごもりで急伸

popIn(ポップイン)が開発・販売するプロジェクター付きシーリングライト「popIn Aladdin(ポップインアラジン)」シリーズは、2018年の一般発売から累計で12万台(2021年5月時点)を販売している。巣ごもり需要が高まるコロナ禍に販売数を拡大。シリーズ展開を加速することで多様なニーズを捉えている。

「popIn Aladdin」は、プロジェクターとスピーカー、シーリングライトが一体となったスマートライト。動画配信サービスの映像だけでなく、ブルーレイプレーヤーと連携すればテレビ番組も部屋の壁に投影できる。写真やアートを映したり、ゲームを楽しめるコンテンツもある。自動で絵本を読み聞かせたり、言葉を学べる子ども向けコンテンツも用意した。


「popIn Aladdin」の利用イメージ

2020年4月には、専用の短焦点レンズを搭載した「popIn Aladdin2」を発表した。設置場所と映像を投影する壁との距離が近くても、見やすくなるように機能を改善した。同年8月には低価格モデル「popIn Aladdin SE」を発表するなど、シリーズ展開を強化している。

ハード部分である本体のシリーズ製品を開発するだけでなく、ソフト部分である対応コンテンツも拡充している。動画配信サービスやエンターテインメントコンテンツ、教育コンテンツ、フィットネスコンテンツなど多様なサービスと連携することで、ユーザーを飽きさせないように進化している。

今年4月にはWi‐Fi経由で「popIn Aladdin」とDVD・ブルーレイレコーダーやゲーム機、パソコンなど接続できる「Aladdin Connector(アラジン コネクター)」を発売すると、初日に用意した3000台が完売した。

商品の進化に加え、クラウドファンディングやECモールのセール、自社での販売企画など、多彩なマーケティング施策も販売を伸ばす要因となっている。



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