2021.03.27

ALPACA、ハワイのコーヒー豆「パラダイスコーヒーロースターズ」を日本展開 初年度の売上1億円を目標

ハワイのコーヒーを日本で販売

ALPACA(アルパカ)は3月1日、ハワイのコーヒー豆ブランド「Paradise Coffee Roasters(パラダイスコーヒーロースターズ)」の日本展開を開始した。ブランドと同名のサイトでは、日本での流通が少ないハワイコーヒーを主力商品としている。日本でのシェア拡大を目指しており、まずは初年度売上高1億円を目標に掲げている。

米国を中心に展開する同ブランドでは、世界の三大コーヒーの一つ言われる「コナコーヒー」を中心に販売している。2020年10月から試験的に販売を開始したところ、売り上げが好調だったため、事業化に踏み切ったとしている。

販売するコーヒー豆が100グラム5000円前後と高単価なこともあり、テスト販売では、小容量の30グラムも加え、100グラム、300グラムの計3種類を販売した。初回の販売時から、大容量サイズを購入する顧客が多かったことが、事業化の決め手の一つになったようだ。

同社で販売する商品は、「生豆」の精製からの販売期限を設けている。焙煎から飲むまでの期間を計算しつつ、商品を届ける店舗が増えてきているが、生豆からのおいしく飲める期間を意識している店舗はほとんどないという。同社では、生豆の精製から6カ月を販売期限として設定。新鮮なコーヒー豆を提供しているという。


コーヒー豆の鮮度にこだわる

現在は、焙煎から発送までの期間を考慮し、予約販売だけを行っている。「別事業で広告業もやっているが、広告だけでは立ちいかなくなってきている広告会社が多い」(今野裕樹社長)と話す。まずはコーヒーEC事業のブランド価値向上に取り組んでいきたいという。そのため、SNSで、世界観やこだわりを伝えたり、発送時に読み物を同梱したりしていくという。「地道に認知度を上げ、企業価値を高めていくことが、今後は重要になってくると思う」(同)と話している。


「パラダイスコーヒーロースターズ」
https://paradise-coffee.jp/



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