2020.11.09

ECキューブ、オリエントコーポレーションと資本業務提携 クラウド版「ec-cube.co」でオリコ加盟店のDXを支援

ECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」を展開するイーシーキューブは11月4日、親会社であるイルグルムとともに、オリエントコーポレーションと資本業務提携に向けた基本合意書を締結したと発表した。2020年12月末迄にオリコは、イルグルムよりイーシーキューブの株式10%を取得する。イーシーキューブは今後、「EC-CUBE」のクラウド版「ec-cube.co」を活用し、オリコ加盟店のDXを支援を図る。

イーシーキューブは、2006年のオープンソース版「EC-CUBE」リリース以降、4万人以上の開発コミュニティメンバーと全国150社以上のシステム開発やWeb制作会社、20社以上のEC関連サービス等のパートナーネットワークを通じて、中小企業から一部上場企業にいたるまで、幅広い国内企業のEC進出を支援してきた。また、2019年2月にはクラウド版「ec-cube.co」をリリースし、これまでオープンソース版で利用することが難しかった企業にも、安心・簡単にECサイトを開始できる環境を提供している。

オリコは、2020年3月期を初年度とする3カ年の中期経営方針において「Innovation for Next Orico」を基本方針に掲げ、デジタルイノベーションの実践等による“新時代のオリコ”に向けて取り組んでいる。今回の資本業務提携を通じて、オリコは全国83万店の加盟店に対して「ec-cube.co」を紹介し、「EC-CUBE」のパートナーネットワークと共にオリコ加盟店のEC化、DX支援を目指すとしている。


「ec-cube.co」でオリコ加盟店のDXを支援

「ec-cube.co」は、最新版「EC-CUBE4」を基盤とし、「OSS版EC-CUBE」ではつまずきやすかったサーバ設定やインストール作業が不要なクラウド版「EC-CUBE」。OSS版では必要なバージョンアップ等のメンテナンスやサーバ保守は必要なく、セキュリティ面でも安心して利用できるという。ショップの規模が大きくなった際には、オープンソース版への移行が可能で、継続的な成長をサポートできるとしている。

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