2020.11.01

レザー製品EC「メゾン・ド・サブレ」、世界131カ国で販売 日本は毎月30%増のペースで増収

オマー・サブレCEO(写真左)とゼイン・サブレCOO

同社は兄弟で創業し、共同経営者兼COOは弟のゼイン・サブレ氏。起業のきっかけを作ったのはゼインCOOで、留学先のオーストラリアで歯科医学生だった時に、父親が白血病を患ったことが、起業のきっかけとなった。「当時は、卒業まで残り2年半あった。辞退するか起業するか、非常に悩んだ」(ゼイン・サブレCOO)。大学に通いつつ、起業の道を選択をした。幼少期から、レザーに親しみがあり、自分たちの手でスペシャルなブランドを作ることをコンセプトに事業を立ち上げた。初年度の売り上げは日本円で1億5000万円、2年目は約7億5000万円だった。

同社は、世界四つの地域で販促を行っているが、サイトは自社サイトのみ。一つのサイトを地域ごとにローカライズする手法で販促を行っている。SNSはインスタグラムがメインで、世界共通のアカウントを運用している。

今後の展開についてゼイン・サブレCOOは、「5年以内にパーソナライズレザーアクセサリーブランドの世界トップ企業を見据えたいとCEOは話している」と言う。日本では、10月20日にiPhone12のレザーアクセサリーを販売し、好調に売れているという。


「Maison de Sabre’」
https://jp.maisondesabre.com/

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