グラシア、商品数2倍に拡充計画 検索条件見直しUI向上も

ギフトECサイト「TANP（タンプ）」を運営するグラシアは、年内に商品数を約2倍の1万点に拡充する計画だ。サイト内の検索精度も向上させ、利便性を追求する考えだ。顧客が「人気順」のタグを操作して並び変えなくても、人気商品が上位に表示されるようにする。顧客ごとにセグメントしたユーザーインターフェースを目指す。

検索条件の組み合わせも見直す。現状は誕生日などの「シーン」と、配偶者など「相手」で検索することができる。一方で、人気商品は通年、顧客のニーズが高い。

「イベントごと、相手ごとに欲しいものや贈りたいものが変わるわけではないのかもしれない」（人事・デザイン統括の西野俊樹氏）と判断。顧客のニーズにかなった検索条件や商品表示を調整していく。

グラシアの顧客は、商品にギフトカードやブーケといったオプションサービスを追加する人が大半だ。今後も独自のオプションサービスを拡充していく。クリスマスデザインの紙袋など、記念日にひも付いたオプション増加にも力を入れていく。


「TANP」