MTG、スマートリングを展開 ヘルスケア進出を視野

MTGは2月5日、新法人「株式会社EVERING（エブリング）」を設立したと発表した。新法人では、指輪型のスマートデバイスであるスマートリングの提供などを行っていくという。将来的には、スマートリングによるヘルスケアの分野に参入する考えだ。

MTGは18年1月、英国でキャッシュレス決済が可能なスマートリングの提供を行うMcLEARを傘下に収めていた。新法人のエブリングでは、マクレアのウェアラブルデバイスのノウハウを活用したスマートデバイスを提供するとしている。

MTGによると、「エブリング」のスマートリングは、VISAの認証を得ているという。リングを使って電子施錠を行うことなどもできるとしている。

MTGとしては、エブリングのスマートリングの開発事業を通して、将来的に、デバイスを使った個人の識別（ID認証）やヘルスケアの分野に参入したい考えだ。

センサーで健康データを取得する機能を備えたスマートリングの開発を検討しているとしている。