2020.02.26

ダンボールワン、韓国の段ボールEC最大手の日本事業を買収 スケールメリット生かし競争力拡大

ダンボールワンのECサイト

段ボールECのダンボールワンは2月21日、韓国の同業最大手ジーズルの日本における段ボールEC通販事業を買収した。両社のECサイトを2月中に統合し、ジーズルのEC会員約5万社が加わることで、ダンボールワンの取引先は30万社を超える見込み。

韓国で段ボールを製造し、EC事業で業績を拡大してきたジーズルは、2004年に日本に進出。自社工場で生産した安価な段ボールをECサイトを介して販売し、日本国内のEC事業でトップシェアだった時期もある。しかし近年は、韓国国内の人件費の増加に伴う製造コストの増加により競争力が低下していた。なお韓国でのEC事業は引き続き行うという。

一方、ダンボールワンは自動見積もりシステムや送料無料、高いセキュリティーなどのサービスで、利便性がECサイトを運営しており、ジーズル社の既存ユーザーは、現在より低価格、短納期での取引ができるとしている。


「ダンボールワン」

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