2020.09.03

【「JA全農」食品通販ランキング】ギフト需要増、6割増収県も 「帰省できない」が追い風

JA愛知のランキング1位はいちぢく


JAながの、催事中止もECに活路


JAながのは9月1日、自社ECサイト「たーんとながの」で県内産のブドウの販売を開始した。ECサイトの売り上げは、EC・通販を長野県農家の新たな収益手段の柱として確立したい考えだ。JA全農長野は、コロナ禍による目立った売れ行きの推移は見られないとしつつも、人気商品を中心に堅調な受注を得ている。それぞれの足元の状況と今後の展望をまとめた。


「たーんとながの」トップページ


ECを新たな柱に


長野県では近年、続く洪水被害や、コロナ禍によるイベント中止が相次ぎ、農作物への被害や売り上げ減といった農家への打撃がみられる。農家の収益の柱を増やすため、JAながのはEC・通販に活路を見い出している。

運営するECサイト「たーんとながの」では、まずブドウ数種類を販売開始。今後はブドウ以外の商品も展開を予定していく。


今後はブドウ以外のラインアップも

今後は、YouTubeを通じて、EC開始に至ったこれまでのストーリーを配信する。ホームページやSNSも用いて、認知拡大していく方針だ。


根強いファンも


JA全農長野は、「全農長野 僕らはおいしい応援団」を運営している。コロナ禍による目立った売り上げの増減はないという。

「ぶどうセット」や「ワッサー」といった人気商品は、根強いリピーターがいることから、堅調な売れ行きを維持している。これから旬を迎える野菜や果物のラインアップも多いことから、今後の売り上げが期待される。



「たーんとながの」
https://tanto-nagano.jp/

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