2020.07.15

ジグザグ、越境ECサービスで初めて欧米対応の「Amazon Pay」を実装 海外ユーザーの購買率向上に期待

ジグザグは7月14日、越境ECサービス「WorldShopping BIZ」において、越境ECサービスでは国内で初めてAmazonが提供する決済サービス「Amazon Pay」に連携した。米国や欧州のAmazonアカウントを保有するユーザーが、「Amazon Pay」を使って国内通販事業者のECサイトで手軽に決済できる環境を提供する。欧米ユーザーの購買率向上に期待が持てるという。

「WorldShopping BIZ」を利用するEC事業者は、タグを1行設定するだけで特別な開発の必要なく、自社ECサイトを越境EC対応できる。サービスには多言語カート、海外決済、海外発送、海外カスタマーサポートまでを含んでおり、今回は海外決済において欧米対応の「Amazon Pay」を実装した。


海外ユーザーに「WorldShopping BIZ」で購入できることを示す際にも「Amazon Pay」に対応していることをアピール

国内のECサイトで、アマゾンジャパンが提供する「Amazon Pay」を導入しているサイトは多いが、海外の「Amazonアカウント」では利用できなかった。Amazonは欧米で大きなシェアを握り、多数のユーザーを抱えている。欧米ユーザーを取り込むには、欧米の「Amazonアカウント」で利用できる「Amazon Pay」に対応すべきだと判断した。

ジグザグの仲里一義社長は、「事前に行った約3カ月のクローズドβテストでは、北米、南米、アジア、ヨーロッパ、オセアニアの計20カ国以上のお客さまが『Amazon Pay』を利用して決済しました。これからの本格稼働により米国および欧州のAmazonアカウントをお持ちのお客さまが、日本のECサイトで便利にお買い物ができるようになることになります。ぜひ沢山のEC事業者さまにご活用いただけたらと思っております」とコメントしている。

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