2024.06.25

CRM・MAツール「アクションリンク」、ワンクリックで顧客分析ができる「鉄板レポート」提供

ファブリカコミュニケーションズは6月17日、CRM・MAツール「アクションリンク」において、顧客分析をワンクリックで実行できる「鉄板レポート」機能を搭載した。初回購入時期別のLTV、継続率、離脱率など、顧客のリピート売上の促進に欠かせない分析を容易にし、リピート施策の改善を支援する。

ファブリカホールディングスの完全子会社ファブリカコミュニケーションズの運営する「アクションリンク」は、データ活用によって顧客1人ひとりへの「最適なメッセージ配信」と「顧客理解」を誰でも迅速に実現できるEC特化型のCRM・MAツール。散在するさまざまなデータを顧客軸で統合することで、「顧客の深い理解」に加え、「効果的な施策実行」から「結果検証」まで、LTV(顧客生涯価値)を最大化するためのPDCAをオールインワンで迅速かつ円滑に回すことが可能できる。

このほど「アクションリンク」に、顧客のリピート売上の促進に欠かせない分析をワンクリックで実行できる「鉄板レポート」を搭載し、「経過期間別LTVレポート」「回数別継続率レポート」「リードタイム分析」「ゴールデンパス分析」の4つのレポートを実装した。



「経過期間別LTVレポート」は、初回購入からの経過期間ごとに顧客数・LTV・継続率・離脱率の検証が可能なレポート。指定した期間の初回購入月別の分析はもちろん、「顧客フィルタ」「商品フィルタ」を活用して分析対象者や注文を絞り込んだ分析も可能で、新規顧客獲得にかかるCPAをどのくらいの期間で回収できるのか、許容可能なCPAの判断や休眠対策を行うべきタイミングがいつなのか等を知ることができる。

「回数別継続率レポート」は、初回購入からの注文回数ごとに顧客数・LTV・継続率・離脱率の検証が可能なレポート。指定した期間の初回購入月別の分析や、特定のセグメント、または商品を含む注文に絞り込んだ分析が可能で、新規顧客獲得にかかるCPAを回収するのに必要な購入回数、固定客になるまでに必要な購入回数、購入後離脱の多い回数などがわかる。

「リードタイム分析」は、購入後の経過期間別のリピート購入者数とその構成比を検証できるレポート。既存顧客へ次のリピート購入を促すタイミングをいつにすれば効率がよかを分析できる。例えば、商品Aを初回購入した後に商品Bの購入を勧めたい場合、商品A購入からもっともリピート購入が多いのは何日後かといった分析が可能になり、分析結果をもとに購入後ステップシナリオの配信内容やタイミングを設計できる。

「ゴールデンパス分析」は、主要な初回購入商品ごとに、リピート購入パターン別の顧客数・LTV・継続率・離脱率・リードタイム(購入間隔)の検証が可能なレポート。この機能により、指定した期間の初回購入商品ごとに、2回目以降の購入時にどの商品を買っているかを分岐図で表示できる。商品Aを初回購入した顧客には次にどの商品を勧めればLTVやリピート率を最大化できるのか、どんなタイミングで勧めればよいのかが分かるので、購入後ステップシナリオの配信内容やタイミングを設計する際に活用できる。

これらの機能により、担当者が自ら詳細なリピート分析の実施が可能となり、専門家に依頼する手間なく、リピート施策の改善を進めることができる。

ファブリカコミュニケーションズは、アクションリンクの豊富な導入実績をもとに、今後も「鉄板レポート」の継続的な追加アップデートを予定するとしている。




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