メッセージングプラットフォーム「Cuenote（キューノート）」を提供するユミルリンクは6月4日、SMS配信サービス「Cuenote SMS」において、Scene Liveが提供するインバウンド向けコールシステム「OSORA」とシステム連携を開始した。コールシステムにSMS送信機能を実装し、オペレーターの負荷軽減に貢献する。
ユミルリンクが提供する「Cuenote SMS」は、携帯電話番号のみでメッセージが送受信できるショートメッセージの一斉配信が可能なシステム。国内4大キャリア（docomo、au、SoftBank、楽天モバイル）との直接接続（直収）による正規ルートで、高品質なSMS配信を行えるクラウドサービス（ASP・SaaS）となる。
このほど、Scene Liveの「OSORA」とのシステム連携を開始した。「OSORA」は、電話業務をより効率化するインバウンド向けコールシステム。API連携により、CRMや他のツールと連携することが可能で、全通話録音やIVR（音声自動応答）、着信ポップアップ、分析機能などインバウンドに必要な豊富な機能を搭載している。
今回の「Cuenote SMS」とのシステム連携により、「OSORA」を導入する企業は、コールセンターでの案内を音声のみでなく、SMSを用いたテキストメッセージでも行うことができる。これにより、Webサイトや申込みフォーム等、口頭での案内が難しい内容であっても、受電者の電話番号宛に即時にSMSを送ることができ、オペレーターの負担軽減、および顧客の利便性向上に繋がる。
ユミルリンクは、今後も企業と消費者のコミュニケーションを実現するメッセージングプラットフォームとして、これまで培ってきたメッセージングテクノロジーを活用したクラウドサービス（ASP/SaaS）の拡充に努めていくとしている。
