2024.06.06

GeNiE、組込型金融サービス「マネーのランプ」提供 EC領域への参入も視野に

GeNiE(ジーニー)は6月3日、組込型金融(エンベデッド・ファイナンス)サービス「マネーのランプ」の提供を開始した。今後は、EC領域を含むリテールなどの分野で、独自の金融サービスの提供も視野に入れている。
 
「マネーのランプ」は、既存事業に「金融サービスをプラスしたい」という企業のニーズに応えるレンディング(貸付)機能に特化した組込型金融サービス。最短2カ月で貸付機能が提供できる。


▲「マネーのランプ」のイメージ

ショッピングサイトやアプリ内の商品購入画面などに貸付機能を組み込める。必要な情報を入力するだけで資金を受け取れる。同社は「顧客体験の向上や企業の収益向上に貢献にもつながる」としている。


▲サービスイメージ

ジーニーはアコムの子会社として2022年4月に設立した。「エンベデッド・ファイナンス」という金融以外の事業を展開する企業の既存サービスに、金融機能を組み込むサービスを提供している。

【エンベデッド・ファイナンスとは?】

 
システムは汎用性や柔軟性があり、連携しやすい設計に仕上げていることが特徴。汎用性の高さなどを生かして、今後はさまざまな分野でエンベデッド・ファイナスを提供していく。




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