2024.06.03

アスクル、群馬県嬬恋村と森林整備活動を始動 森林保全の一環として初の植樹

アスクルとグループの嬬恋銘水は5月30日、群馬県嬬恋村とともに始動した嬬恋村の森林整備活動「嬬恋グリーンプロジェクト」において、「アスクル・嬬恋銘水の森」にて初めて植樹を実施した。嬬恋村の水源涵養の向上、自然資源の保全や回復に貢献する。

アスクル、グループの嬬恋銘水、群馬県嬬恋村による、嬬恋村の森林整備活動「嬬恋グリーンプロジェクト」は、2023年8月に締結した「アスクル・嬬恋銘水・嬬恋村の森林整備連携協定」に基づき、嬬恋村の森林保全活動の一環で始動した取り組みとなる。このほど、第一歩として「アスクル・嬬恋銘水の森」にて初の植樹を行った。



初めて実施した今回「アスクル・嬬恋銘水の森」の植樹には、嬬恋村の熊川村長、嬬恋銘水の豊田社長、アスクルの玉井取締役ら総勢34名が参加。熊川村長より森林整備の意義について講話があった後、吾妻森林組合より植樹方法の説明を受け、参加者全員で1ヘクタールの「アスクル・嬬恋銘水の森」の地にミズナラやイタヤカエデの苗木を植樹した。今後も植樹を行うなど、嬬恋村の森林整備を推進していく。

生物多様性の保全に取り組むためには、直接自然環境に触れながら植物や生態系等について理解を深めることも重要との考えから、「アスクル・嬬恋銘水の森」での植樹後、アスクルと嬬恋銘水の社員は、浅間山北麓ジオパークによる自然体験プログラム「森の多面的機能を知ろう」に参加し、地蔵峠・せんべい平・小桟敷山を約3時間トレッキングした。トレッキングでは、水源の山に残る天然カラマツ林が保全されている様子の視察のほか、渡り蝶の一種のアサギマダラの飛来地の“せんべい平”で自然環境を観察する等、多方面から嬬恋村の植物や生態系について学び、生物多様性について理解を深めた。アスクルと嬬恋銘水は、今後も定期的に生物多様性理解促進のための体験学習を行い、生態系に配慮して自然との共生を図っていく考えを示した。


▲自然体験学習で生物多様性への理解促進

近年、水資源に関する社会的な関心が高まり、森林によるCO₂の吸収効果や生物多様性の回復が求められているとし、アスクルと嬬恋銘水は、嬬恋村で取水した地下水をミネラルウォーターとして製造・販売している背景から、嬬恋村の森林整備活動の参加に至ったとしている。本活動を通じ、嬬恋村の水源涵養の向上、自然資源の保全や回復に貢献する。

アスクルは今後も、「エシカル e コマース」として事業活動を通じ生物多様性の保全を含む環境課題、社会課題の解決に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献していく考えを示した。




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