2024.05.23

東洋新薬、独自性高い届け出相次ぐ


「コラーゲンペプチド」 『違和感を軽減』と表示


「コラーゲンペプチド」を機能性関与成分として、「ひざの曲げ伸ばし時の違和感を軽減する」旨を表示する、東洋新薬の機能性表示食品「コラーゲンパウダーS」の届け出が、1月15日に公開された。

「コラーゲンペプチド」についてはこれまで、「膝関節の曲げ伸ばしを助ける」「肌の水分量を保ち弾力性の低下を抑え、肌の健康に役立つ」「骨をつくるはたらきをサポートする」旨などを表示する機能性表示食品の届け出が公開されていた。

1月15日に公開された「コラーゲンパウダーS」では「コラーゲンペプチドには、ひざの曲げ伸ばし時の違和感を軽減する機能が報告されています」と機能性を表示している。

この届け出における機能性関与成分量は、コラーゲンペプチドとして1日2グラム。従来のコラーゲンペプチドよりも低用量で、膝訴求の機能性表示食品の開発が可能になったという。スティック包装など多様な形態での商品展開が可能になるとしている。


「フラバンジェノール」 『末梢血流維持』新たに


2月5日には、「松樹皮由来プロシアニジンB1及びB3」を機能性関与成分とし、「末梢血流を維持することにより、肌の弾力を維持し、肌の健康に役立つ」旨を表示する機能性表示食品の届け出が公開された。作用機序として「末梢血流の維持」の文言を含む機能性表示食品の開発が可能になった。

「松樹皮由来プロシアニジンB1及びB3」は同社の独自素材である「フラバンジェノール」の特徴成分だ。「フラバンジェノール」は、フランス海岸松の樹皮から抽出されるエキス。ポリフェノールを豊富に含み、高い抗酸化作用などさまざまな生理活性を示すことが分かっている。

同素材配合品ではこれまで、「LDLコレステロール値や総コレステロール値を下げる」旨や、「加齢とともに低下する血管のしなやかさ(柔軟性)(血管を締め付けた後の血管の拡張度)の維持に役立つ」旨、「肌の弾力を維持し、肌の健康に役立つ」旨などを表示する機能性表示食品の届け出が公開されていた。

2月5日付で新たに公開されたのは、同社の機能性表示食品「フラバンタブレットC2E2(シーツーイーツー)」の届け出だ。

同製品では、新たに「末梢血流を維持することにより、肌の弾力を維持し、肌の健康に役立つ」と機能性を表示している。

同社では、健康食品の分野で「フルサポートODM(※)」サービスを提供しており、開発・製造、製品デザイン、物流サービスの提供までを一気通貫で支援できる。

「独自原料の提供」「トクホ・機能性表示食品の開発」といった多様な側面において、差別化できる製品づくりに貢献できる体制を整えている。

機能性表示食品の分野においても、研究開発をたゆまず推進している。

※ODMとは…「オリジナル・デザイン・マニュファクチャリング」の略。商品の製造にとどまらず、開発や設計も含めたトータルサポートを行うことをさす。


■東洋新薬
https://www.toyoshinyaku.co.jp/










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