2024.05.17

ビビッドガーデン、古樹ワインを樽ごと購入 SDGsに関心高い企業と協業

食べチョク一次産業SDGsプロジェクト

産直通販サイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデンは、法人向けサービス「食べチョク for Business」を強化している。2023年1月に開始した「食べチョク一次産業SDGsプロジェクト」では、SBI FXトレードや東急電鉄と企画を実施。2023年12月にはライザップグループと野菜詰め放題の企画を行うなど、SDGsに関心を寄せる企業との提携を増やしている。
 
SBI FXトレードとは2023年1月から協業し、このほど共同で古樹ワインの限定ラベルを開発した。山梨県の生産者「前田龍珠園」のワインはSBI FXトレード会員への提供に活用されると同時に、食べチョクでの販売も始めている。
 
環境に配慮した栽培に取り組むブドウ・ワインの生産者から、事前に樽ごと契約購入することで、生産者の経営の安定化に貢献することを目指した。
 
今回は、企業向けタイアップの商品開発・契約栽培サービスとして提供を開始。持続可能な社会を目指して取り組む生産者の食材や原材料を生かした商品開発で、事前に契約栽培の形で確保し、企業の顧客へのギフトや販促キャンペーンの景品としても利用できる。
 
ビビッドガーデンでは、法人営業担当を2~3人を配置し、SDGsに関心が高い食品メーカーへの提案を強めている。「既存会員を持つ企業であれば、CRMの観点から利用をするメリットがある」(執行役員・事業開発・松浦悠介氏)と話す。
 
秋元社長は「既存のお客さまへのサービス強化や新規のお客さまの獲得、従業員の皆さん向けの福利厚生や健康経営などに活用いただく企業も増えてきている。今回のような商品開発を今後積極的に行っていきたい」と話している。




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