KADOKAWA、アークライト子会社化 アナログゲーム商品化を加速

KADOKAWA（角川）は4月26日、トレーディングカードゲームなどをEC展開しているアークライトの株式を取得し、子会社化すると発表した。取扱商品のジャンルを拡充する。
　
アークライトは5月31日付で株式をKADOKAWAに譲渡する。
　
KADOKAWAはアナログゲームの商品化を加速させるともに、アークライトが運営するアナログゲームイベントを通じて、新たなゲーム開発者や作家を発掘することでアイテムの拡大を目指す。
　
アークライトの福本社長は、「ここ数年で日本における認知も進み、世の中に広まってきたが、この業界のさらなる飛躍のためには、海外への進出、IP（知的財産）との連動が必要だと考えてきた。将来のビジョンについてKADOKAWAと意見交換をする中で、同社と一緒ならば事業をより強力かつ迅速に成長できると確信した」とコメントしている。